研究所の仕事始めとなった月曜日。
今年一年の研究の発展を祈りながら、書き初め・・・ならぬ切り初めを行いました。
うん。なかなか良い感じに切れました。
ちなみに今回切ったのは、昨年3月の新青丸航海で得られた櫛口目コケムシです。
昨日はコケムシの分類に電顕観察が必要とご紹介しましたが、
櫛口目コケムシは炭酸カルシウムの硬い殻をつくりません。
そのため、このグループの分類では組織切片の観察が必要になる場合があります。
こうして個虫の配置や消化管の形態を詳しく観察して、記載分類していきます。
ちなみに、この切片は燃やしません。