2018年2月7日水曜日

コケムシ研究者が考えてみました

先日、大船渡市漁業就業者確保育成協議会主催のシンポジウム
「明日の漁業を考える」に呼ばれて講演を行ってきました。
120人以上の漁業者の方々が集まってくださり、とても驚きました。
声がけをしてくださった漁協や組合のみなさまに感謝です。

寒さ厳しく、そこかしこに雪も残る中での開催でした。


コケムシ研究から考える明日の漁業・・・


明日の漁業・・・


考えてみました。

三陸の貝類養殖漁業においては、
コケムシやホヤなどの付着生物による汚損被害が問題となっています。
これら付着生物を防除するのは一苦労です。
しかし、果たして付着生物が貝類の斃死や成長阻害の直接的な要因なのでしょうか?
餌料環境が良ければ・・・
貝類が健康であれば・・・

コケムシ研究者の視点から、そんな話題提供を行ってきました。
みなさまにも関心をもっていただけたようで、良かったです。

帰りは初めて三陸鉄道を利用しました。(いつも車だったので・・・)
駅から、美しい朝の越喜来湾を眺めることができました。