2015年6月19日金曜日

コケムシと水産業・・・

今月は、会議やら学会やらROV調査やら付着板調査やら・・・と盛り沢山です。
(そして来週はいよいよ潜水調査です!)

今月最初のイベントは、『東北マリンサイエンス拠点形成事業』の全体会議@仙台でした。
なぜか土曜日の夜だけ、どこのホテルも価格が跳ね上がるという状況の中、
最終的に同じ金額になるなら、毎晩のクオリティを少しずつ上げた方が幸せになれるだろうと考え、
いつもより少し良いホテルに宿泊しました。

ポスター発表は2日目だったので、初日はポスターをホテルの部屋に置いていったのですが・・・
今回、布で印刷したので、シワになるから折りたたみたくなかったんです。。
あと、少しでもシワを伸ばしたかったんです。。。
決してコケムシの布教のためでは・・・
(まぁ、これでコケムシが話題になって記憶に残ってくれれば、それはそれでうれし・・・モゴモゴ・・・)

ポスター発表では、松島湾のコケムシ調査の中間報告も行ってきました。
東北の水産業では垂下養殖がかなり重要な役割を占めているのですが、
濾過食性の付着生物に関する研究を行っている人は意外と少ないんですね・・・。

松島湾でよくみられるコケムシたち

コケムシの基礎研究を通して、東北の水産業の復興にどのような貢献ができるのか?
ある意味、無謀ともいえる挑戦でしたが、当初考えていたよりも筋の通った研究になりそうです。
だいぶ方向性も定まってきたので、これからじっくりまとめていきたいと思います。