先月のドレッジ調査で得られた、タマサンゴの仲間とスナツブコケムシの仲間です。
どちらも砂泥底に生息しています。
まずはタマサンゴの仲間。
泥を体に付けていることも多いので、一見すると生きているか分かりづらいこともあるらしい。。
今まで死に殻と思って標本にしてきた子たちも、もしかすると・・・(。。;
ちゃんと海水に入れてやると、こうして触手を伸ばしてくれます。
ちゃんと海水に入れてやると、こうして触手を伸ばしてくれます。
しばらくすると泥も落として綺麗なお姿に。
つづいてスナツブコケムシの仲間。
ちなみに、今回生体が得られたのは団扇型のFlabellopora 属だけでした。
ちなみに、今回生体が得られたのは団扇型のFlabellopora 属だけでした。
左の子たちは死に殻ですが、右の橙色をした子は生きています。
右下から少し伸びている白い根っこのようなものが、海底で起立するのに用いていた空個虫です。
そういえば、この子たち、どちらも生きている時は淡い橙色や桜色をしていました。
泥の中からこれらを見つけ出したときは、綺麗なお宝を見つけた気分で嬉しくなります。