今回は京都大学、鳥取県立博物館、和歌山県立自然史博物館、琵琶湖博物館から、棘皮動物、サンゴ、小型甲殻類の専門家が乗船。
台風の合間でしたが、今回は運良く絶好のドレッジ日和となりました。
風も波も穏やかで、難なく沖まで来れました。
まだいけるよ~とのことだったので・・・
せっかくなので、今まで網を曳いたことがない“大根”に向かいました。
さっそくドレッジ投入。
いかにも何かが潜んでいそうな切り立った斜面・・・ワクワクします!
・・・さて、今回は一回目でサンプルをたっぷり得られたので、
つづいて御箱崎沖に向かいます。
(船上作業のため写真が少なくてすみません・・・)
(船上作業のため写真が少なくてすみません・・・)
御箱崎沖に到着。
御箱崎を眺めながらドレッジを曳きます。
見えてきました。
よいしょ。
ぎっしり詰まっていると、重たくてなかなか持ち上がりません。
ドレッジに詰まった泥や生物をばんじゅうに洗い出します。
そして・・・
各分類群の専門家が群がります。
さすが専門家が集まったことだけあって、これまで見逃していたような発見も多数ありました。
震災から3年半・・・震災後の大槌でようやくこの光景を見られる日が来ました。
今回の調査では、生きた単体サンゴやスナツブコケムシも得られました。
こうしてセンターを利用して得られた成果は、この先少しずつ発表されていくことでしょう。
同乗研究者のみなさまに心から感謝です!
私も頑張らねば~。