11月第二週は、筑波大学下田臨海実験センターにおじゃまして、
JAMBIO合同調査に参加してきました。
今回の目的は二つ。
スナツブコケムシ科のCrucescharellina属の生きた群体を得ることと、
大槌で得られている起立性コケムシの比較用サンプルを得ること・・・。
2年前に付着生物学会のコケムシ勉強会でお世話になって以来だったのですが、
なんと、調査船が新しくなっていました!
大きなアンカーや調査機材の取り回しも容易にでき、
デッキや船内も広々としていて作業もしやすく、とても良い船でした。
今回は風と波の状況が厳しい中、伊豆半島の西側まで船を走らせてくれました。
おかげさまで、スナツブコケムシの仲間もたくさん採れました。
なんと、目的としていた生きたCrucescharellina属も1群体得ることができました!
スナツブコケムシの仲間
あと、シャミセンガイなどの腕足動物も得られました。
こちらも大槌で得られているものとの比較用サンプルとして、観察を進めていこうと思います。
調査でお世話になった方々に、心の底から感謝です!