2016年4月24日日曜日

国際コケムシ学会『IBA2016』報告-その4-

まだまだ続きます、コケムシ学会報告シリーズ。

今回のIBAには、北米で淡水コケムシの研究を始めた大学院生が新たに参加していました。
私も初参加は淡水コケムシ研究者として参加したので、
自分以外の淡水コケムシ研究者仲間に出会えたときの彼女の喜びぶりをみて、
当時を思い出して懐かしかったです。
国際学会に参加して嬉しいことの一つは、
こうしてコケムシの専門的な話題で盛り上がれる仲間と出会えることです!

ちなみに彼女は、腕に休芽のタトゥーを入れるくらい気合が入っています。
さすがの僕にもその勇気はありません…(温泉入れなくなっちゃうし。。)
そんな彼女、見事、今大会のベスト学生プレゼンテーションに選ばれていました!
おめでとう!
飲んでいたのと暗かったのとでブレブレの写真ですが・・・

近年、少しずつですが、淡水コケムシ研究も盛り上がりを見せ始めています。
そしてなんと、次期IBA会長に淡水コケムシ研究の世界的権威である方が選ばれました!
来てますよ~淡水コケムシ!!

次回のIBAでは、私も淡水コケムシと海産コケムシの両方の発表ができればと思っています。
ちなみに、淡水と海の口頭発表を同じ大会で同時にした研究者はまだいないようなので、
その実現をひそかな楽しみにしたいと思います。


余談ですが、次期IBA会長の先生は、大学のオーケストラでチェロを演奏されていました。
私もチェロを弾くので、先生のご自宅で一緒にデュオを演奏したことがあります。
そして、今回新たに加わった学生さんは、バスーンを演奏しているとのこと!
淡水コケムシトリオができちゃう…(゜▽゜人

それにしても、何故よりによってバスーンなのでしょう…
(いや、僕もバスーン好きですよ。吹いてみたい木管No.1です…!)
どうやら淡水コケムシ研究者は低音を好むようですね(^^;