コケムシワークショップ参加者に王立開発研究センターの方がいらしていて、
3日目に施設を案内してくださいました。
湾に面した場所にある水産研究施設です。
カキやカニの養殖と資源管理の研究を行っています。
今年の秋に国王が来られるとのことで、急ピッチで改修が進められておりました。
カキがたくさんぶら下がっています。
初日の夜に食べたのもこれでしょうか・・・
ここでは採苗も行っていて、セメントでできた小さな板に幼生を着底させるそうです。
コケムシを探したのですが、群体ホヤとカイメンばかりで、なかなか見つからず・・・
と思ったら、ようやく見つけました。(写真の白っぽい部分)
被覆性の立派な群体です!
最初は板張りの所から手を伸ばしてロープを手繰り寄せていたのですが、
だんだん慣れてきて、最後はロープを吊るしているポールの上に立っていました。
じつは昔は板張り部分なんてなかったそうで、
国王が来られるので整備されたようです。
さすがです。
そういえば、別の日に海辺で何かを採集している人たちがいました。
訊いてみたら、この人たちもカキを採っているそうです。
たしかに岩や桟橋にいっぱい付いていました・・・