[前サイトからの移設記事]
昨日まで、仙台にて『東北マリンサイエンス拠点形成事業』というプロジェクトの会議に出席してきました。
2011年の震災の影響を様々な側面から科学的に調査して、最終的に東北の漁業復興につなげるというプロジェクトです。
生物相の動態や環境変動を明らかにするには長い時間がかかりますが、これまでの調査で震災の影響や回復過程について様々なことがわかってきました。
今回は私も大槌湾で実施している付着板調査の経過を発表しました。
まだまだ途中経過でしたが、今後の調査に向けて有意義な議論と情報交換ができました。
…というわけで(?)、付着板の上の動物を紹介する第二回目。
今回はこちら↓
布の表面の拡大画像ではありません。
トゲウスバコケムシの仲間と思われます。
個虫の形と並びが規則的で、非常に美しいコケムシの群体です!
大槌湾に沈めた付着板には本種がよく付着しています。
場所によっては、3ヶ月もすると、この群体が15cm四方の板の30%以上を覆うことも…。
サンゴのような起立性のコケムシとは対照的に、被覆性のコケムシはとても成長が早いんですね~。
18 May 2014
ああ
あああ