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1月末の南方での潜水調査に続いて、その翌週には大槌湾で付着板の調査を行ってきました。
こちらも潜水調査だったのですが、水温7℃(気温-6℃)の海では、見られる風景や生き物が前の週のものとは大きく異なりました。
もちろん寒さだって別世界です…
そんな冷たい海の中でも、付着板には様々な生き物が付着していました。
今回特に多く見られたのは群体ボヤとコケムシで、彼らは付着板を吊しているロープにもびっしりと付いていました。
ロープに付着したコケムシの群体をしばらく眺めていると、その隙間から、ヨコエビなどの小さな生き物たちがたまに顔を出します。
冷たい海の中で心が癒やされる瞬間です。
ロープに付着したコケムシ(Pacificincola属)の群体
13 Feb. 2014